日本におけるパチンコの起源は、1920年にアメリカから入ってきた「バガテール」だと言われています。
その後日本企業が同様のゲームを発売して、主にデパートの屋上などで親しまれてきました。
パチンコホールが独自の店としてできたのは昭和5年のこと。
それ以来、どんどん出店数は増えつづける一方です。
昭和23年には1玉1円の設定がされ、二年後には2円に値上がりしたそうですが、現在と比較すると、経済状況から考えても、誰でもできるようなギャンブルではなかったことが伺えます。
現在のように1玉4円に値上がったのは1978年のこと。
かれこれ30年近くも価格が変わっていないのにも驚きますね。
1960年には、チューリップ気が登場し、パチンコ第2期黄金時代の到来後、1980年のフィーバー気の登場により第3期黄金時代の到来。
1988年のCR機登場によって、パチンコ業界の売り上げは30兆円を突破しました。
一番身近なギャンブルとも言えるパチンコですが、その歴史をひもとけばいろいろな出来事が隠れているようです。
今度、パチンコ台に座る時には、そんな歴史を思い起こしながら台を打ってみてはどうでしょう。
パチンコをしている時に、自分がこの店でどのくらいの勝率だとか考えていますか?
パチンコというものには、勝つための一定の法則が存在します。
もちろん釘の調整一つで大きく出玉は変わるものですよね。
その釘一つでの「回る、回らない」ということを基本性能としてデータ化した数値のことを「ベース」と言いあらわします。
「ペース」とは、大当たり以外の出玉率のことで、100以下が普通です。
つまり100個打ちこんだ時に、いくつ戻ってきたかということなんですね。
パチンコでは、一分間に100玉発射されますので、ベース80とは一分間に100打ちこみ80個戻ってきたということになります。
このベースの高低が、持ち玉や消費時間などに影響するので、パチンコの打ち手の有利不利にも大きくかかわってくるのです。
ということは勝ち負けの差がつく大きなポイントと言えるでしょう。
また、高確率中や時短中状態での出玉の増減を確変ベースと言いますが、こちらも基本ベースと同様に勝敗の差に係わってきます。
通常状態の回転率ではこの確変ベースが分かりにくいでしょうが、通常時の回転率が良いことを前提として、確変ベースが100を超えているかどうかという点を見極めて打つのもひとつの手段です。
私たちが日常使っている何気ない言葉。
そんな言葉にはいろいろと語源があるものですが、実はギャンブル用語だったという言葉ってけっこうあるものです。
「思うつぼだ」という言葉は、私たちは本当によく使う言葉ですよね。
実はこの語源はギャンブル用語なのです。
任侠映画などやコントに出てくる
「丁か半か。」
と言いながら、つぼの中に入れたサイコロの出目を当てるシーン。
つぼ振りの名人は、自分の思う出目を狙うことができたそうで、その事から「思うつぼ」という言葉は流れてきているそうですよ。
また無視をするという意味の「シカトする」の語源もギャンブルです。
「シカト」とは花札の十月の絵柄のことで「鹿の十」が略されたものです。
この札は鹿が横を向いた絵柄なので、そっぽをむいたり無視をするという意味の「シカトする」という言い回しをするようになったのです。
他にも「ボロを出す」「カモる」「ボンクラ」「チンヶなヤツ」といった言葉も、もともとはギャンブル用語でした。
このように、ギャンブルを全くしない人でも普通にギャンブル用語を使っているなんて、日本語は面白いものですね。
先日お会いしたパチンコ業界に勤める方の奥様がこうおっしゃっていました。
「なんだかんだいいながら、うちの夫は風俗で働いているんですよね。」
と。
もちろん冗談交じりでおっしゃっていましたが、そうなんです。
パチンコは「風俗」の部類に入ります。
そもそも1948年に施行された風俗営業取締法に基づき、パチンコ屋の営業が許可されたのです。
風俗営業の許可が必要な営業はこのとおり。
一号営業……キャパレー
二号営業……料理店、カフェなど
三号営業……ナイトクラブ
四号営業……ダンスホールなど
五号営業……低照度飲食店
六号営業……区画席飲食店
七号営業……パチンコ、遊技場
八号営業……ゲームセンターなど
これらを見て
「えっ?これも風俗営業なの?」
と驚かれる方も多いでしょう。
「風俗」という言葉は、本来は社会のしきたりや風習を意味する言葉です。
しかし現代では風俗=性的サービスという認識や意識が定着しすぎていて、だんだんと性的サービスを行うお店を風俗店と呼ぶようになり、風俗=性風俗店というように、本来の意味からかけ離れてしまっています。
「風俗」のように、言葉一つでこんなにも印象が変わってしまう言葉ってそうないかも知れませんね。