射幸心という言葉をご存知でしょうか?
射幸心と言うのは簡単に言うと幸運を得たい心理の事です。
他人よりも自分が得したいとか、簡単に幸せに恵まれたいと言う心理も射幸心にあたります。
パチンコはギャンブルなので多かれ少なかれ射幸心を刺激します。
しかし、パチンコ依存症や、借金、窃盗などの社会問題の発生に伴い、射幸心をあおる営業に対し規制がしかれました。
地域によってはイベント(1の付く日は○○デー)すらも射幸心を煽ると禁止している地域もあります。
実際いかにパチンコ店がわが射幸心をあおらないように留意しても、ギャンブル業である以上射幸心を多かれ少なかれ刺激していると言えます。
射幸心である、「自分だけ楽して得したい」という心理はだれしも持っている欲求でしょう。
しかし、合理的に考えれば簡単に富は得られないことも容易に想像が出来ると感じます。
パチンコ業界に関わる社会問題の原因を業界に求めるだけでなく、個人の心理や環境などにも原因はあると感じます。
実際に健全に仕事をし、嗜む範囲でパチンコを楽しむ人も多くいるでしょう。
パチンコを好きでやっている方こそ、冷静になって限度を超えず楽しんで頂きたいと感じます。
それこそが業界にとってもファンにとっても良い状態になると感じます。
パチンコ店の営業は一般にはあまり知られていなく不透明なイメージがあります。
極端な話、店側が好き放題にやっていると感じる人も少なくないと思われます。
しかし、パチンコ業の営業も他の業種同様社会のルールに則って行われます。
特にパチンコ業は社会や顧客に与える影響の大きさ故に大きな規制が設けられています。
他の企業との違いは風適法(俗営業等の規制及び業務の適正 化等に関する法律)が適応されている点です。
これは原則として警察による許可営業という特徴を持っています。
許可営業と言うのは、許可が下りない限り営業が出来ない営業です。
すなわち警察がNOといった時点で営業を停止せざるを得ない、そんな営業形態になります。
警察の見解で「過激な営業だ、許可をとりさげる。」と判断された時点で即廃業となるのがパチンコ業界です。
まだまだクリーンなイメージは少ない業界ではありますが、不正を行うことは利益を得ると言うこと以上に大きなリスクを背負うことになります。
他の業種と違い、「警察の見解」という大きな壁があるため、警察対策もこのパチンコ業界には欠かせない業務となるのです。
法律の大きな圧は他業種よりもかかる為、イメージ以上に法令遵守を重視する業界と言えます。
パチンコ業界と言うのは不況に強いと言われています。
何故不況に強いと考えられていたのか。
日本経済は高度成長後のバブル崩壊で不況への道をたどってきました。
バブルが崩壊した後も順調に業績を伸ばしてきたのがパチンコ業界です。
パチンコ店の顧客層を考えると、工場勤務の方や、農業関係、運送業の方が多いようです。
公的投資の影響でバブル崩壊後もそれほど大きな損害を受けていない建設関係の業界の方を多く顧客に抱えているのです。
そのため不況に強いというイメージがあったりします。
しかし、経済が縮小して活発化する企業はなかなかありません、様々な要素が絡んで不況でも業績をあげてきたパチンコ業界でも不況の影響はやはり存在します。
消費者金融の融資制限も大きな原因となっているであろう、パチンコ離れは進行しているようです。
規制の強化や経済影響で年々ホールが減っているのが現在のパチンコ業界です。
パチンコ業界も利益の源泉を一部に頼っているだけでは存続も危うくなります。
広くクリーンなイメージを浸透させ、新しい顧客開拓に努めなくては縮小の歯止めはかからないでしょう。
パチンコ業界でも生き残りをかけた戦いが行われているのです。
パチンコでは最近では低貸玉でのスタイルが主流となりつつあります。
貸玉料金は1玉上限4円と法律で定められ、4円のパチンコがかつては主流でした。
最近になっては1玉1円、2円更には0.5円のお店も登場しています。
1玉あたりの料金が下がるにつれ、ギャンブル性は押さえられ、低資金で遊技することが出来ます。
大手チェーン店に対抗して、全館低貸しパチンコにするお店もある程です。
お金が少なくてもパチンコで遊びたいというヘビーユーザーや、時間潰し程度で軽く遊びたいライトなユーザーが低貸しパチンコを利用するようです。
低貸しパチンコでは確率の緩やかな台(甘デジ)が主流の機種構成が多いようで、「遊ぶ」ことが重視されたスタイルになっています。
逆に4円玉貸しのスタイルのパチンコでは、「ギャンブル」としての側面が強調され、確率が辛い分、当たった時の出玉や継続率が高いいわゆるMAXタイプが好まれる傾向にあります。
今後のパチンコ業界ではこのニーズをしっかりくみ取った経営を迫られます。
規制による縛りももちろんですが、顧客の多様化も確実にパチンコ業界では起こっていると言えます。
今後はより付加価値をパチンコ店には求められることになると感じます。
かつて競馬は大人の特に男性の物というイメージが強くありました。
「おやじ臭い」「女性には行きにくい」イメージが競馬業界の一般的イメージでした。
現在の競馬のイメージというとかつてとは大違い。
女性も多く競馬場にかよく姿が見られるようになりました。
デートスポットとして競馬を楽しむカップルもいるようです。
競馬業界が一丸となってイメージを一新しようと活動した結果でしょう。
テレビCMや雑誌、マンガなどのメディア戦略。
カフェやベビールームなどの設備面での戦略。
これらを総合して行った結果、世間のイメージを変えることに成功したと言えます。
中央競馬も地方競馬もはたまた生産者側も業界に関わるものが変革に関わったためでしょう。
今や競馬場でのサービスレベルは高い物があります。
もちろん変わらずに残されている競馬の魅力も健在です。
エクサイティングな非日常性とカフェなどのサービスによる日常性どちらも高い水準でなくてはいけません。
かつてはギャンブル業とサービス業は離れた物という考えがありました。
いまやサービスなしでは語れません。
接客と言うものが存在する限りサービスという項目はないがしろにしてはいけないものとなりました。
競馬業界にもそれは当てはまるのではないでしょうか?